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Bottomless Portafilter

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 エスプレッソマシンを購入してしばらく経ち、段々と使い方に慣れてきました。さらに美味しい一杯を淹れるべくアップグレードを図ります。 まずはボトムレスポータフィルタ(bottomless portafilter)を導入します。通常、フィルタバスケットを通ったコーヒー液はポータフィルタ底部のスパウトを通じてカップへと注がれます。一方ボトムレスポータフィルタはその名の通り底部が完全に切り取られた形をしており、むき出しのバスケットから直接カップにコーヒー液が落下します。これにより、抽出が均等に行われているか、ムラやチャネリングが起きていないかを目視で確認することができ、改善点が見つけやすくなります。 今回購入したのはNormcoreの製品です。色々な記事で評価が高く、AmazonやRedditでも「少々値段は高いが物は良い」という声が多いようです。私が持っているデロンギ ECP3220の場合、51mm Naked Bottomless Portafilterの51mm Fits Delonghi / 2 Earsというモデルが適合します。 Normcore / 51mm Naked Bottomless Portafilter 日本から購入する場合、調べた限りではNormcoreの公式サイトから購入するのが最も価格が安いようです。サイトの言語は英語のみ、決済はUSDのみですが、日本への配送に対応しています。ありがたいことに、配送先が日本の場合は中国から出荷されるようで送料は無料です。 注文してから6日後に届きました。海外から送料無料であることを考えれば素晴らしい対応だと思います。4PXで中国から日本まで輸送され、その後ヤマトに委託されて自宅まで届きました。 商品には16-18gの非加圧フィルタバスケット(non-pressurised filter basket)が付属しています。ECP3220には加圧フィルタバスケット(pressurised filter basket)しか付属しないため、一度にポータフィルタとバスケットを揃えることができて便利です。私の場合バスケットはまた別途購入予定なのですが、これはこれで役立ちそうです。

エスプレッソマシン

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 先日エスプレッソマシンを購入しました。元々コーヒーは好きでハンドドリップ(pour-over)やAeroPressで淹れていたのですが、いつかエスプレッソにも挑戦したいと思っていました。初めてのエスプレッソマシンに選んだのは デロンギ ECP3220J-BK です。 実売2万円程度と手頃な価格で、日本の量販店でも普通に購入できてメーカー保証もしっかり受けられることからこの機種に決めました。気軽に購入できることから世界中にもユーザーが多いようで、情報交換も活発です。ネットでも実店舗でも広く販売されていますが、ちょうど楽天お買い物マラソン中だったのでコジマ楽天市場店で購入しました。 デロンギ エスプレッソカプチーノメーカー ECP3220J-BK 価格:20,546円(税込、送料無料) (2024/9/11時点) 楽天で購入 機種選び この辺りの動画を参考に初めてのエスプレッソマシンを選定しました。いきなり高額なマシンを購入するのも躊躇われるので、ある程度低価格帯のものです。その他、Redditにもエスプレッソ関連の話題が沢山あって参考になります。 私は最終的にデロンギ ECP3220Jに決めましたが、海外の動画やSNSでは初心者向けマシンとしてGaggia Classic ProやBreville Bambino Plusの人気が高いようです。1つ目のJames Hoffmannの動画でも紹介されています。しかしこれは「どこの国に住んでいるか」にも依存するかもしれません。 Gaggia Classic Pro 試しにGaggia Classic Proが各国で実際にいくらで販売されているか確認してみましょう。Classic Evo Proというモデルで比較します。 まずアメリカのAmazon (amazon.com)では色がBrushed Stainless Steelのモデルが最も安く、399.00 USDです。これを書いている2024年9月12日時点で1ドル=141円なので、およそ56,000円相当です。 Gaggia RI9380/46 Classic Evo Pro, Small, Brushed Stainless Steel 次にイギリスのAmazon (amazon.co.uk)。こちらは色による価格差はなく、すべて49...

Revolut有料プランの特典 ~ 普段通りに元が取れる

2年ほど前から Revolut を使っています。ネット銀行やフィンテック(Fintech)の一種で、海外の実店舗やネットショップで買い物をする際に有利な為替レートで決済できるのがウリです。 海外で買い物をする際はクレジットカードを使うことが一般的ですが、多くのカードでは外貨決済時に1.6~3.6%程度の海外事務手数料がかかるため、ニュース等で報道される為替レートよりも不利な条件で買い物をすることになります。しかも調べた限りではこの手数料は徐々に引き上げ傾向にあるようです。 一方Revolutは海外事務手数料が0%で、普段テレビで目にする為替レートそのもので買い物できます(ただし外国為替市場が休みの時間帯は手数料が発生)。Revolutで口座を開設するとVisaのデビットカードが発行されます。買い物時の支払い手順はVisaカードそのもので、Google PayやApple Payにも登録できます。普通のお店での買い物に加えて、ロンドン市内やシンガポールではVisaのタッチ決済で地下鉄やバスにも乗れてとても便利です(実際に自分のGoogle PayにRevolutを登録して、スマホをかざして乗ってみました)。 また、買い物をすると利用状況が即時アプリに反映され、しかも実際に引き落とされた金額が外貨/円貨両方で表示されるため、海外出張の清算にはとても便利です。一般的なクレジットカードの場合、明細に反映されるのはその月の締日、あるいはさらにその翌月になることも多いため、それまで清算が滞ってしまうのが海外出張の悩みのタネでした。これが解消されるのは、刺さる人には結構刺さるのではないかと思います。 Revolutには無料のスタンダードと有料のプレミアム、メタルの3つのプランがあります。無料のスタンダードプランでも海外での買い物は問題なく行えるため、旅行前にとりあえず口座を作って使い勝手を試すことができます。 Revolutのプラン比較 私自身は年に1~2回海外に行く程度なのでスタンダードプランで満足していたのですが、最近になって追加された有料プランの特典に俄然興味を惹かれました。 Revolut、有料プラン(メタル/プレミアム)に年間最大約13万円相当のパートナー特典を追加 (PR TIMES) 個人的にまず目を引いたのがNordVPN。VPNサ...

Bluetoothヘッドセットでテレワーク。音質が悪い?

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新型コロナウイルス感染拡大に伴い、多くの職場でテレワーク・在宅勤務が求められています。これを機に、TeamsやWebex、ZoomといったWeb会議を活用されている方も多いと思います。そうしたWeb会議を快適に利用するには、優れたヘッドセットが欠かせません。 Photo by Christina @ wocintechchat.com on Unsplash Bluetoothヘッドセットを入手 私自身も在宅勤務が増えましたし、もともと遠隔の相手とWeb会議を行う機会も多かったので、ヘッドセットを購入することにしました。 ヘッドセットには昔ながらの3.5mmミニプラグやUSBなど色々なタイプがあります。個人的にはカバンに入れていつでも持ち運べるようにしたいので、無線でコンパクトなものを探していたところ、Plantronics社のVoyager 5200という製品を見つけました。気に入った理由としては: コンパクトで持ち運びやすい (掌に収まるくらい) 会社にいる時は周りの音も聞こえる方が良いので片耳は好都合 ユーザーレビューが高評価 (高音質、高品質など) といったところです。さて実際に購入しようとすると、微妙に型式が違う2種類の商品があることが分かりました。 Plantronics Voyager 5200 https://www.plantronics.com/jp/ja/product/voyager-5200 【新品/在庫あり】Bluetooth ヘッドセット VOYAGER 5200 NEW PLANTRONICS(プラントロニクス) ボイジャー VOYAGER5200 価格:13800円(税込、送料無料) (2020/5/2時点) 楽天で購入 Plantronics Voyager 5200 UC https://www.plantronics.com/jp/ja/product/voyager-5200-uc 日本プラントロニクス Voyager 5200 UC アドバンスドNC  Bluetooth  ワイヤレスヘッドセットシステム 楽天で購入 主な違いは、末尾にUCが付かない方はヘッドセット単体で、UCが付く方はUSB Bl...

CPBLTV加入方法

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前回 取り上げた台湾プロ野球CPBL視聴サービスの中から、「CPBLTV」に実際に加入してみました。 おさらい CPBLTVは、CPBL公式のライブ配信サービスです。1シーズン当たり1,099 TWD (≒ 3,900円)で、レギュラーシーズンからポストシーズンまで全試合を視聴可能です。 値段的にも内容の充実度でも大変魅力的なサービスですが、サイトが中国語であることが若干のネックです。今回、中国語が全くできない私が実際に日本から加入してみましたので、以下にその様子をレポートします。 加入手順 アカウント登録 まずはCPBLTVのサイトにアクセスします。ほぼ中国語なので少々面喰いますが、メニューなど大事な部分は英語が併記されているので、それを頼りに進めます。 https://www.cpbltv.com/ 画面上部のメニューで「Login」をクリックします。 「Sign Up」をクリックします。 CPBLTV加入手順 利用許諾を読み、チェックボックスにチェックを入れます。内容に興味がある方は DeepL で翻訳してみてください。かなり自然な日本語訳が得られます。 「Agree」ボタンをクリックします。 E-mailアドレスを入力します。 パスワードを入力します。確認のため2回入力します。 画面下に表示されている数字を入力します。 「Submit」ボタンをクリックします。 英語表記がないので戸惑いますが、要約すると「確認メールを送信しました。メールを開いて確認リンクをクリックしてください。」の意味になります。ちなみに左のボタンは「メールを再送する」、右のボタンは「トップに戻る」です。 メールを確認します。以下のようなメールがCPBLTVから届きますので、本文中のリンクをクリックします。 もう一度メニューで「Login」を選択します。先ほど登録したメールアドレスとパスワードを入力して「Log In」ボタンをクリックします。 サブスクリプション購入 画面上部のメニューで「Subscription」をクリックします。 「Please Select a Program」と書かれた部分でプログラムを選択します(選択肢は1つだけですが)。 「Please Select...

世界に先駆け台湾プロ野球(CPBL)開幕、その視聴方法は

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新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で2020年4月現在、日本のプロ野球は開幕延期を余儀なくされています。4月17日の12球団代表者会議で、交流戦の中止と5月末までの試合開催断念が決定されました。 2020年日本生命セ・パ交流戦 中止のお知らせ http://npb.jp/news/detail/20200417_01.html 2019年4月12日メットライフドームにて観戦。 奇しくも2020年CPBL開幕のちょうど一年前。 世界で唯一プロ野球の試合が開催される台湾 一方、今のところ世界で最も成功裏にコロナを封じ込めていると名高い台湾では、4月12日にプロ野球CPBL(Chinese Professional Baseball League, 中華職業棒球大聯盟)が無観客の条件付きで開幕しました。他国に目を移せば、韓国KBOはおそらく5月開幕、本場アメリカMLBや日本NPBに至っては見通しが立たない状況ですから、無観客とは言え開幕に漕ぎ着けたことは快挙です。 そんなCPBLに対して、野球に飢えている世界の野球ファンからにわかに注目が集まっています。主催者側もそうした需要を予測していたようで、Twitter上では英語解説付きのライブ中継が無料で見られるようになっています。 ELEVEN SPORTS TAIWAN https://twitter.com/ElevenSportsTW 英語解説はアメリカの野球ファンを意識してのことだと思いますが、実際に彼らからの感謝や興奮を伝えるツイートが溢れています。 日本の野球ファンである私も是非見たいと思ったのですが、残念ながら日本からその放送は視聴できないようです。 Twitter上のCPBL英語ライブ放送。 「このライブ放送はご利用の地域では視聴できません」と表示される。 調べてみたところ、上記のイレブンスポーツは数か国でスポーツのネット配信を行っており、日本においては有料サービスの一部としてCPBLの試合を配信していることが分かりました。日本から無料視聴出来ないのは既存のサービスとの整合性を保つためでしょう。 では、日本からCPBLを視聴するには他にどのような方法があるのか、調べてみることにしました。 CPBL視聴方法比較 日本からCPBL...